マニュアル

詳細な機能説明

機能

コピー後にコピー先ファイルを再読み込みして検証します。Finderと同じ速度で安全性を確保します。

技術 XXH3-128 ハッシュ検証
速度 Finderと同等(SSD→SSD: 300-500MB/s)
安全性 99.99%(衝突確率: 1/2^128)
用途 日常のバックアップや現場作業に最適

ポイント: コピー先のみを検証するため、高速に検証が完了します。検証完了後すぐにイジェクトできます。

コピー後にソースとコピー先の両方を再読み込みして検証します。業界標準のダブルチェック方式です。

技術 ソース+コピー先の両方を検証
速度 Fast Verifyの約2倍
安全性 99.9999%(業界標準)
用途 マスター納品、長期アーカイブ

注意: 「検証完了」表示を待ってからイジェクトしてください。

検証モード比較

Fast Verify Deep Verify
検証方法 コピー先のみ検証
コピー後に再読み
ソース+コピー先検証
両方を再読み
速度 ★★★★★ ★★★☆☆
安全性 ★★★★☆ ★★★★★
推奨用途 現場作業、日常バックアップ マスター納品、アーカイブ

⚠ 重要

4GB以上のファイルをExFATドライブにコピーする際は注意が必要です。

ExFATは4GB以上のファイルを扱えますが、特定の条件でデータ破損のリスクがあります。Master Copyはこのリスクを検出し、警告を表示します。

なぜ危険なのか

  • ExFATはジャーナリングを持たないため、不意の切断でデータ破損のリスク
  • 4GB境界でのバグが報告されている実装がある
  • 複数のデバイスで使用するとメタデータの不整合が発生しやすい

対策: 重要なデータは APFS(macOS標準)または HFS+ フォーマットのドライブを使用してください。Windowsとの互換性が必要な場合は、納品前に検証を念入りに行ってください。

ASC MHL 1.1形式のマニフェストファイルを自動生成します。映像業界標準の納品書として使用できます。

主な用途

  • 納品時: MHLファイルと一緒に納品することで、データの完全性を証明
  • 後日検証: 他のMHL対応ツール(如yocto、Silverstackなど)で検証可能
  • アーカイブ: 長期保存時のデータ完全性保証
  • DITワークフロー: 撮影現場から編集室までのチェーンを維持

出力先: コピー先/Manifest/*.mhl

Q&A

Finderと何が違いますか?

検証機能がついている点です。Finderはデータが正しくコピーされたか確認しませんが、Master Copyはコピー中またはコピー後にハッシュ検証を行い、データの完全性を保証します。また、映像業界標準のMHLマニフェストを自動生成する機能もあります。

どのくらい安全ですか?

Fast VerifyでもFinderより圧倒的に安全です。業界最高速のXXH3-128ハッシュを使用し、衝突確率は1/2^128(実質不可能)です。Deep Verifyはさらにコピー後に再検証を行うため、Netflix納品などプロの現場でも認められるレベルの安全性を提供します。

コピー完了後すぐイジェクトしていいですか?

Fast Verifyモードの場合は完了と同時にイジェクト可能です。Deep Verifyモードを使用した場合は、「検証完了」表示を待ってからイジェクトしてください。イジェクト前にキャッシュが書き込まれていないとデータ破損の原因になります。

どのファイルフォーマットに対応していますか?

すべてのファイルフォーマットに対応しています。映像ファイル(.mp4, .mov, .braw, .r3d, .mxf等)、画像ファイル(.jpg, .png, .dng, .raw等)、その他(.pdf, .doc, .zip等)を問わず、バイト単位でコピー&検証します。ファイルの内容を解析しないため、どんな形式でも正確にコピーできます。

既存のフォルダにコピーできますか?

はい。同名ファイルがある場合は警告を表示し、上書き / スキップ / リネームを選択できます。差分コピーも可能で、一度コピーしたファイルはスキップされ、新規・変更されたファイルのみがコピーされます。

キャンセルした場合、途中までのファイルは残りますか?

はい、コピー済みのファイルは残ります。キャンセル時点までコピーされたファイルは削除されません。再度同じ設定でコピーを開始すると、既存ファイルはスキップされ、残りのファイルのみがコピーされます(レジューム機能)。

ログはどこに保存されますか?

~/Library/Application Support/Master Copy/Logs/ に保存されます。日付ごとにフォルダ分けされており、詳細なコピーログとエラーログが記録されます。バグ報告時に自動的に添付され、問題解決に役立ちます。

MHLファイルとは何ですか?

Media Hash List(MHL)とは、映像業界標準のハッシュログファイル形式です。ASC(American Society of Cinematographers)が定めたMHL 1.1形式で、コピーした全ファイルのハッシュ値を記録します。納品時のデータ完全性証明書として使用され、DIT(Digital Imaging Technician)や編集室での検証に必須のファイルです。

コピーが遅い時はどうすればいいですか?

まず使用しているドライブと接続規格を確認してください。HDDからSSDへのアップグレードが最も効果的です。USB 2.0ケーブルは最大40MB/s程度しか出ません。USB 3.0(5Gbps)またはThunderbolt接続を使用し、他のアプリを終了すると改善します。詳細はトラブルシューティングページをご覧ください。

アンインストール方法を教えてください

アプリを削除:

  1. Finderでアプリケーションフォルダを開く
  2. Master Copy.app をゴミ箱に移動
  3. ゴミ箱を空にする

設定とログも削除する場合(任意):

  1. Finderで「移動」メニュー → 「フォルダへ移動...」(⇧⌘G)
  2. ~/Library/Application Support/ と入力して移動
  3. Master Copy フォルダをゴミ箱に移動
  4. 同様に ~/Library/Preferences/ へ移動
  5. com.alps.MasterCopy.plist をゴミ箱に移動

※ 設定ファイルを残しておけば、再インストール時に設定が復元されます。完全に削除したい場合のみ実行してください。